Opera spyware edition
今週の Weekly 起動時の警告画面。やはり 9.12 で 10.00 系列ではなかった。
- opera:config#UserPrefs|EnableUsageReport
- Final への上書き推奨。
午後追記;
- 今朝は出掛けにメモだけしたが、今週の Weekly は weekly を入れて使っていてもフィードバックをくれない多数の人からもフィードバックを自動で送ってもらえる仕様になっている。どんな情報が送られるか気になる人は、\profile 以下に新設されている \usagereport 以下にある report.xml ファイルを開けば分かる。
- それを送られるのが嫌なら、上記 UserReport に入っているチェックを外せば済む。
- ユーザがどんな機能を使っているのかを調べるもので、個人情報や閲覧履歴のドメイン名などは送られない。
- そういうことなので上書きしてくれないと、利用状況の調査にならない。
- 上書きするので、profile のバックアップだけはしっかり取ってくれと強調されている。
- 上書きしても、日本では 楽天・インフォシークとの提携ページが最初に開くようだ。
- これくらいの事が信じられないようなら、Weekly など大事なコンピュータにインストールしない方が良い。
- 9.12/build 543
SVG アニメーション
Dev Opera には今年になって 3 つ程新しい記事が上がっている。その一つ Using animateMotion in SVG にある太陽と地球、月、彗星を動かす SVG に感動した。
- 最も手の込んだ 3 番目の SVG でも、わずか 2,115 バイトしかない。
- SVG/1.1/DTD なので Gecko では動かないという声は今年 1 つ目の Jax の記事にもあったが、どうせ SVG アニメーションに対応していないのだから、どちらでも良いだろうという見解。
2005 年末に書かれ、その後幾度か改訂されたものの最新版 - Guide to Deploying SVG with HTML も公開されている。
CSS 3 - multicolumn
Multi column layout using CSS によると、Gecko に続いて nightly Safari も対応したらしい。そこで懸念されているのが、Multi Column の間違った用法。
紙に印刷したなら読みやすさに貢献するのだろうが、ウェブ画面で無闇に使うと、全部読むには一番下までスクロールさせてから、再び一番上まで戻さないといけないような誤用がそれだ。
Opera 社 - 株主向け情報公開
Financial Reports のページに、昨年末にオスロで開かれた株主向け説明会(Capital Markets Day 2006)の資料が PDF で公開されている。- via Opera Otaku, of Lawrence Eng
Opera 社の経営戦略の概要や日本市場の重要性など、見ておいて損はない資料。
Linux - nVIDIA
GeForce2 や 4 は最新のドライバではサポート対象外になったようだ。そこで Fedora では livna.org を通じて kmod-nvidia-96xx と xorg-x11-drv-nvidia-96xx で 96xx 番台のドライバを配布し始めた。
- Supported NVIDIA Graphics Chips
- 上記一覧の下方に、the legacy GPUs として我が家の GeForce4 が含まれている。使い始めて 3 年半、その時点で Linux だから安定運用をと、少し古い GPU にしたのだが、レガシー行きですか。
昨日 yum update した時に、新しい kernel と kmod-nvidia 等が一緒に入ったのは覚えているのだが、その後再起動せずにいた。先ほど Fedora を起動させると X が立ち上がらない。それはそうだ。そこで上記 livna.org に書いてあった方法というか、正確なパッケージ名を確認しようと lynx で livna.org を開いた。こういう時に X を使わないブラウザが役に立つ。
いつもの「仮想」端末ではなく、全画面端末とでも呼ぶのか、ともかくそこで文字列を書き取り、yum remove と yum install をして 1.0.9746 から 1.0.9631 ドライバに入れ替えて reboot。こうして無事に X が立ち上がり Opera on KDE で更新中。