Opera - Kestrel

Beta++
あれもこれも直っていないと言って下さい。この一週間を内側から見ていると、これでも素晴らしいと思える出来です。

  • クラウディオが We have some big changes coming up と言ってるから、そのうち Opera Link に匹敵するような衝撃が来るのでしょう。Kestrel は期待を裏切りません。
  • これでつまらないバグが取れたら、ベンチマークでも実際の使用でも Safari なんて問題じゃない高速ブラウザと断言出来る。
  • チェンジログを Kuruman が訳しています - Kestrel Beta++
  • Linux でのプラグインに問題の出る「場合がある」とあったが、手元の FC 6 では mplayer plug-in も flash plug-in も無事動いた。(YouTube は動いたが、よその一部で動かない Flash があった。)
  • しかし良い気になって irc を起動させたらセグフォで落ちた。こちらは既知の問題として全てに当てはまるようだ。

OSpell

OSpell 1.01 - Spell Checker for Opera
Opera 用マトモなスペルチェッカー user.js 利用の新版が出てます。昨日一日使って問題がなかったのでここに紹介しておきます。
リンク先には user.js インストール一般の案内動画もあるので、これまで Opera で user.js を使ったことのない方でも試してみてはどうでしょう。

Opera Mini 4, soon

Opera Mini 4 leaving beta soon にあるように、Opera Mini 4 が長い Beta 期を抜けて近いうちに Final として公開されることが予告されています。
日本で使うにはいろいろと問題があるようで、国内では公式にサポートされませんが、興味のある方はいろいろと試してみるのが楽しみでしょう。

  • 試しに幾つかの端末にインストールして試しましたが、ある程度この種のものに精通していないと、インストール、運用共に少し難しいかも知れません。

音声読み上げ

.log - 辞書に載っていない英単語の発音はOperaに聞こうから、辞書に載っていない英単語の発音を調べる方法を経由して、Text-To-Speech (TTS) -- Our Demo Speaks Your Text を試した。
やけに自然な発音だと思ったら、実際に人が話した音声の断片をつないでいるようだ。

we record a human speaker to make a voice database. We re-use small chunks of the recordings to create new sentences containing words that were never recorded. Further, we do "unit selection" synthesis. This means that we use large voice databases and do clever searches on-the-fly to find chunks in the voice database that best match the requested sentences.

したがって、話される言葉は「機械が作った音」の連続ではなく、人の話した「音の断片の合成」のようだ。たとえば IBM がやっていて Opera で以前から利用出来る英語の読み上げや、Konqueror からも利用出来る KTTS - KDE Text-to-Speech System が前者であるのとアプローチが異なっていて比較すると面白い。

OSS でも実際の人間の発音を wav 形式で取っておいて、それらを利用する方式もあるが、何せファイルサイズが大きい割に収録されている語彙が少なく実用的ではなかった。その点、AT&T に分があるように思える。

Fedora Core 6

A reminder to users: Fedora Core 6 will reach its end of life for updates on Friday, December 7, 2007.

あと一月で Linux ディストリの乗り換えを決定しなければならなくなった。ずっとアップデートを続けてきたので、これを機に使用頻度の低いアプリを外し、設定ファイルのグダグダを一新しようと思っている。

裏で自動更新

先にここの「久々に起動したら」で素朴な感想を書いたらいろいろ教えてもらえた Minefield の自動更新ですが、ようやく自分で感じていた疑問をはっきり書けるような気がしてきたので、一部で不評なようですが再び採り上げてみる。
今日、久々に起動させてみると、まさに起動させただけなのにネットの接続状態表示が点滅しているので、指摘してもらった更新が行われているのだと気付いた。しかし Minefield のどこを探しても、更新しているという表示は見当たらない。Help から開いてみるとようやく裏で自動更新が行われているという表示が出てきた。
AutoUpdate indicator
なるほどこういう仕組みだったのか。これでは更新ファイルの取得途中でそれとは気づかずに終了させてしまったとしても自覚はないはずだ。上掲の項目をクリックすると更に詳しい窓が開いた。
Download indicator
自覚して操作していないのに、再起動を必要とするプロセスが自動で行われているという点に個人的に違和感を覚えた、というのがこのエントリで言いたかったことだ。

  • WindowsUpdate と同じようなもので、うっかり忘れてしまう方が多いから、一般的にはよろしい機能なのだろう。
  • しかし少ないリソースを自分で管理してやりくりしている身としては、何か動いている表示があったらもっと良かったのに、という感想を持った。

いろいろ言われるのはもう嫌なので、Tools > Options からこの機能をオフにする絵も貼っておく。
AutoUpdate Off

Linux - Live CD

openSUSE 10.3 Live CD が公開されました。
HDD へのインストール・ボタンがデスクトップにあったりしますが、32bit versions in US English only とあるように日本語環境は入っていないでしょう。HDD を汚さずに openSUSE の味見をするためのもの。