功罪

うちには二、三日に一通位しか来ない流行りもののワーム/ウイルスですが、本屋には日に数十通も来るらしい。というか皆さんの日記を読んでいると、それ位来るのが普通で、うちの方が変なのかも知れない。メールで注文をよこすお客さんのコンピュータには店のアドレスが確実にあるのだから世間で流行っているワーム/ウイルスがそれ位やって来ても不思議ではない。
お店で動いているのは Win98SE と Win2k の二台でそれぞれに Norton の Antivirus が入っている。しかし Win2k の方の Antivirus の更新ファイル購読期限が切れかかっている。少し前まで Antivirus は期限が切れても警告が出るだけで更新はされる仕様だったらしい(信じられないが、店主の息子さん>コンピュータ担当はそう説明してくれた)。
しかし起動する度に警告が出るのもアレだし店としても不安なので買い換えるらしい。その上かなりくたびれてきている Win98SE が入ったメイン機の買い替えも近々に実現されそう。現在進行中/蔓延中のワーム/ウイルスと、古びたコンピュータの更新には全く関係はないが、現実世界において何がしかの支出を経営者が決断するのって結局はこんなものだ、と知った次第*1

  • 98SE が動いているのは CF-A1ER 10.4型XGA が小っちゃくて見難いが、不思議に打ち易いキーボードなのです。バッテリーは既に死んでいて常に AC アダプタを繋げていないと使えず、 HDD もいつお亡くなりになってもおかしくない代物。つまりバッテリや HDD の寿命より「ウイルス」の方が説得力があるという「功」。

*1:読み返して誤解を招きそうな気がしたので補足。Win2k の方はノートンの買い替えのみ。