オリンピック

この一週間程、何だかんだで結構観ている近代オリンピアード。我が国の選手が予想を上回る好成績を上げている。ろくでもない国になってしまったものだ、この国は。
だいたい多くのメダルを取ってる国って、ろくな国がないではないか。スポーツが盛んな国は良い国か?スポーツを楽しむ人が多い事と、メダルの数は関係があるはずがない。楽しんでいてはメダルは取れないからだ。
では誰が一番喜んでいるか。それは為政者に他ならない。自らの無策から国民の目を逸らすのにメダル程効果のあるものはないからだ。せいぜい国民栄誉賞とかいう顕彰でも乱発したら良い。そのあかしに、かつてメダルをごっそり持っていっていたのは旧共産圏の国々だった。
なんか気に入らなかったという感覚は正しい。メダリストが上品だとか品格を備えているとか、期待する方が間違っている。品位にメダルは出ないからだ。品位のない言い方をすれば、彼らは筋肉馬鹿だから。