防寒

ドア越しの玄関ホールにコンピュータ本体を置き、ドアの透き間から各種ケーブルを引きこんでいる。理由はもちろん防音だ。CPU fan へは抵抗をかましてあるし VGA は fanless だし、電源 fan は回転数可変式でゆっくり回している上に、本体ケースには防音シートを貼りめぐらせてあっても、手許へ置ける程静かではない。
しかしここへきて問題が発生していた。各種ケーブルはドアの透き間から引きこめるのだが、VGA cable だけは細いものが存在しないのか入手出来ず、ドアがロック出来ずに数ミリの透き間が開いていたのだ。夏場の冷房は透き間に布を詰め込んでしのいでいたのだが、ここのところの冷え込みには役に立たなくなっていた。
机に向かってタバコを吸う時には背後にある換気扇を回すものだから、冷たい隙間風がドアから吹きつけてくる。寒さには勝てず本体をこっちの部屋へ移動させた。電源ファンの回るうなり音がグルグルと聞こえる。
壁に開けたケーブル穴を修復するのは大した費用ではない。ドアとなると、恐らくは扉板をそっくり一枚交換だろう。持ち家だったら迷う事なくドアに穴を開けるのだが、残念。

  • それでも寒いと思ったら、昼から降雪。