CSS

CSS=Cascading Style Sheet であり、カスケイド、すなわち段々畑状に適用される表示形式の要領書である。JAX の journal にあったホーコンさんによる a compromise for numeric values を志向していた成立以前の CSS を見て、非常に面白かった。
詳しくは原文を読んで頂くのが一番だが、たとえば 'h2.font.size = 20pt 40%' とある場合、後に書かれている、たとえば 'h2.font.size = 15pt' という指定がある場合、現在の CSS では h2 は 15pt になり 20pt は無視されてしまうが*1、最初の指定に 40% とあるので、20pt という指定は 40% 保持され、後の指定は 60% 有効となる、こうした仕様をホーコンさんは最初に考えていたという辺りが面白い*2
JAX の話の主題は JavaScript にはこうしたカスケイドの考え方が全くない点にある。そしてカスケイドの考え方を JavaScript に取り込むというのが user JavaScript の核となる考え方であるとしている。

  • こんな事も出来たら楽しかったろうに。

*1:これこそカスケイドの妙な訳だと我々は理解していた。

*2:例に挙げた場合、15pt と 20pt の間で綱引きが行われ、20pt には 4 割の力があり、15pt には 6 割の力があるので、15pt 寄りの 17pt として h2 は描画される事になる。いやはや、面白い。