Firefox

「Internet ExplorerやOperaなどの競合ブラウザに比べて、常に優位性を保つためFirefoxのメジャー・リリースを最短6カ月に短縮する。次期バージョンであるFirefox2.0は今年の7〜9月、3.0は2007年の1〜3月にリリースする予定だ」。米Mozillaのクリストファー・ビヤード副社長（写真）は製品戦略をこのように説明する。これまでメジャー・バージョンアップには12〜24カ月かかっていた。

Firefox 2.0 alpha due next month より、月末に出るという memory leak 対策を施した 1.5.0.1 を待ちたい。
画期的な rendering engine は 3.0 まで待たなければならなくて、1.6 とか 1.7 相当を 2.0 と名乗るようしばらく前に方針転換したのでしたね。

• なぜこの点にこだわるかというと、普及している Firefox が対応しないと使われない規格というのがあるからだ。
• IE を使い続ける人の言い分に、IE でチャンと見られて困らないというのがある。なぜか？それは IE で動かない規格を使いたくても使わない/使えない商業サイトが多いからだ。
• CSS2.1 は使いたくても使えない。なぜなら IE が対応していないから。Web2.0 は使いたくても使えない。なぜなら IE が対応していないから。
• これと全く同じ理屈が Gecko に関して適用されないはずがない。頼むからさっさと 3.0 にしとくれ。

この理屈は Opera にもあてはまる。

• 多くの Opera user が Opera に navigation が付いた時を境に、自分のサイトの header に home とか next を書き始めた。
• 私は Netscape 6 や lynx でしか見れない/使えない navigation を書いていたが、Opera で見れない頃は張りあいがなく、内容もいい加減だった。
• list に自動番号付けが Opera に備わった時に、私は CSS を更新した。Gecko user も同じだ。自分の環境で反映されない CSS を書く人は少ない。