低賃金・残業

Zune じゃなくて iPod の話題。しかも引用記事は数日前。

この調査は、英紙「メール・オン・サンデー」が「iPod中国工場の従業員の月給がわずか50ドルであり、15時間シフトで働かされている」と報じたのを受けて実施した。

詳しくは引用先を読んでもらうとして、中国で製造されている他の製品、他の業種も同様なのだろう。
元記事は次のものだろうか。

The Mail on Sunday has traced the incredible journey an iPod makes from conception to completion, and uncovers the harsh working conditions in the Chinese factories where iPods are made.

この元記事は 6 月 11 日に掲載されたものである。
鄭州出身の Zang Lan さんは、iPod nano を主として生産する香港の北にある工場で 1 日 15 時間働かされ、月給は 27 ポンドだという。記事ではこれをインフレを考慮に入れても、1805 年のリバプールマンチェスターの機織工の半分以下の賃金だとしている。
蘇州にある Asustek の工場では、マザーボードやラップトップの他、iPod Shuffle を製造しているが、そこでの月給は上海に近くて物価が高いせいか 54 ポンドであった。しかし上記の工場と違い、寄宿費や食費が引かれるので手取りは半分程になるという。

  • 27 ポンドは 6,000 円弱である。

以下は The Mail on Sunday の記事を受けて、是正措置を取るとの本項冒頭日本語記事の元ネタ。