Trademark issue(続)
チョッと検索してみたら、かなり前から問題になってた様子が分かった。
Debian GNU/Linux オペレーティングシステムは Mozilla Firefox のカスタマイズ版を同梱している。このようなカスタマイズでは、Firefox という名前を使用するには Debian の権利に制限されるのだが、Mozilla Foundation は Debian にFirefox トレードマークをそのリリースに使用する特別な許可を与えようとしている。
昨年 6 月の mozillaZine 日本語版からの引用だが、記事によると一昨年末から Debian 内で論議が始まったとある。
この時点では Mozilla 側が Debian にだけ「特別な許可」を与えようとしていたようだが、その後方針が変更になり今回の通告になったのだろう。すると、これまで Debian が不法に商標権を踏みにじっていたのに業を煮やした Mozilla がたまりかねて声を上げたという図式ではなく、これまで特別扱いされていた Debian が、他と共通のライセンスを適用すると通告されて、それは受け入れられないからと名称を変更しようと決めかけている、そのように思える。
