OOo の脆弱性

昨日の yum update で OpenOffice.org 2.0.4 に更新が完了してから、詳細を見に行って知った脆弱性について、日本語の記事も上っていた。
OpenOfficeに危険度「高」の脆弱性

  • yum とは、Fedora 等で広く使われているファイル更新の仕組み。似たものに従来からある apt がある。仮想端末を開いて管理者権限で 'yum update' と画面に打ち込むだけで、セキュリティやバグ対策が施された新しいファイルがサーバにあるかどうかを調べ、自動的にそれらを取得して更新をしてくれる。WindowsWindows Update の非 GUI 版と考えれば良いだろう。
  • マイクロソフトが全て管理している Windows Update と違うのは、基本ファイルは Fedora コミュニティが管理しているが、独自に yum に対応した公開サーバを置いているボランティアが居る点。それらを利用する事で、公式配布版には含められない mp3 や DVD 再生のためのアプリケーションやコーデックス等も、同様にそれらのサーバから自動取得出来る。
  • 以上、Windows しか使った事のない人向けの簡単な解説。