Opera Mini 1 周年

OperaNinja

Opera Mini 1 周年という事で、何度か紹介した Share Opera Mini にある Opera Mini simulator へ現在開いているページを送るリンク付きバナーを、ここの右上端に設置した。バナーをクリックすると Opera Mini simulator でここが開く。

  • はてなダイアリ無料利用の場合、冒頭に表示される巨大なヘッダが非常に邪魔だし、デスクトップの自分向けに置いてある多数のリンクもページ末尾に置くべきで、とても携帯利用向けに Optimized(最適化されている)とは言えない。とりあえず Preview バナーを貼った。
  • リンク先にあるような bookmarkletツールバーにドロップして使っても良いはずだが、なぜだか上手く動かない。

なるべく少ないキー操作で本文が読み始められる方が、携帯端末利用者にはありがたい。二段組、三段組になっていて、その上そこに多数のリンクがあるようなのは全くもって邪魔以外の何物でもない。それらを全て各駅停車で通過しないと本文へたどり着けないのは、デスクトップからの利用と大きく異なる点である。もっともデスクトップからでも、本文を読むために何がしかのスクロールを毎回要求する利用者に不親切なサイトも少なくはない。

  • デスクトップの場合でも、画面を開いて初回に表示される画面内に、本文の占める面積が大多数であるべきだ。ひどいところになると、それが 0% などというものまである。
  • 私が見たいのは内容なのであって、広告については言うまでもないが、サイトのタイトルはツールバーだけで結構だし、前口上を開くたびに見せられるもご勘弁願いたいものだ。

広い画面に豊富なメモリの組み合わせという、快適なデスクトップ環境からしかウェブを利用していない人というのは、自家用車でしか道路を走らない人のようなものだ。バスやトラック、自転車やバイク、歩行者の視点を彼らは忘れがちである。想像すらしない人も少なくない。
ウェブの利用も同様であろう。自分では使わなくても、デスクトップ以外の環境へも配慮した方がよろしいと頭では分かっていても、たいていの人の想像力はとぼしいものだ。どうぞ Opera Mini simulator を使って、普段自分が見て回っているサイトを実際に表示させてみると良い。その利用をきっかけに、サイトの構成を変えるような人が出てくると幸いである。
携帯環境から利用しやすいサイトは、恐らくはデスクトップからでも更に快適であるはずだから。

例の忍者、ここでも活躍

Opera Ninja vs CheeseTel Inc.
壺のような、高い壁で囲まれた狭い i-mode(ええ、そう言い切りましょう)の世界を、ウェブの全てだと信じ込まされている不幸なユーザを救うべく、壁を壊す正義の忍者君。
プレスリリース - Happy Birthday, Opera Mini によると、世界で最も Opera Mini が滲透しているのは、ボルネオ島にある石油と天然ガスの国、ブルネイだそうだ。