Opera Mail は個別メールを記憶しているか

昨晩から少し気になって今朝修正を加えた「記者の無知」だが、見にくくなりそうなので関連事項をこちらへ別エントリとしておく。
Thunderbird 2 では備える予定だったが今回は見送られるらしいメールでのマルチ・タブだが、Opera Mail は Opera Browser と一体だからブラウザと同様に何でもかんでも別タブで開ける。
設定で何とでも変えられるが、ここでは上下に一覧と個別メール/feed を表示する方式で見る。view の切り替えは Mail Panel から行う*1。一覧/個別の上下 2 カラム表示タブから、個別のメールを別タブで開くと以下のような情景になる。
Muti Tabs1
この状態で、Mail Panel から別 view を選択すると、floating 表示させてある Mail Panel を含めて 3 つあるタブのうち、中央の 2 カラム表示タブの内容が変わってくる事を期待するだろう。しかし 3 つのタブのうち一番上に表示されているタブ、すなわち個別 feed を表示している一番右のタブの内容が、選択した view 内の個別 feed へと変更される。そして、この個別タブ内では view を超越して履歴が保存されているように見える。
Muti Tabs2
タブのフォーカスを真ん中の、2 カラムのタブに当てて、そのタブを最前面に表示させた状態で view を Mail Panel から変更すると、恐らく多くの人が期待するように view の全体表示が、この場合であれば Planet Opera の feed に代わって Desktop Team の feed がそこに表示される。
一昨日の元エントリに関して言えば、view を超越して Opera は開いた mail/feed の履歴を覚えている。それらをマウスジェスチャであれキーボードショートカットであれ、操作可能である。ただしその挙動は、ブラウザさえ「いつものアレ」と違うといって慣れるのを拒絶する人達には絶対無理な、独特のものである。

*1:view の何たるかから話し始めるのはパス。