Speed Dial と skin

フォーラムで既出の問題が我が身にも降り掛かってきた。昨日入れた KDE Crystal 風 skin を使うと、Speed Dial を開いた際に読み込まれる渦巻印が出てこないのだ。目が回らなくて良いとばかりは言っていられない。再読み込みさせるか、じっと待って縮小画像が出るまで当のページを SD から開けない。
これでは他が気に入っても、使えない。代わりに使っているのは Opera Crystal v3.0 という古いスキン。横ストライプが時代を感じさせるが、概して良さそう。

  • 問題はパネルのアイコンを縦置きした際、hover でアイコンの横幅がわずかに変わってしまう所。メールでも毛沢東にしか見えない気持ちの悪い顔が出るので却下。他のスキンでも、周恩来に見えてしまう人アイコンがあったりして、勘弁してもらう。
  • 他のブラウザを立ち上げてみると、当然ながら Speed Dial が出ない訳だが、するとアミダくじ式に bookmark をたどらねばならず、それだけで嫌になって閉じてしまう。なんだかんだ言って、すっかり SD の虜になったのかな。
  • いろいろと探した結果、bright_striped が SD 渦巻きも出るし、なかなか良さそうだということで落ち着けそうです。
  • 横ストライプが古くさいと言うのは、Opera 6 時代を思い出させるからで、過去を否定する意図はありません。特に窓の余白*1に画像を指定出来る昔の Opera の方が絶対良かったと、今でも思っています。

渦巻きが出ない件でコメントを頂きました。news の opera.beta で Rijk も以下のように書いています。

I suppose the skins can be fixed easily by changing/adding these values in skin.ini in the skin zip: 
[Options] 
Fallback foreground                     = 1 
Fallback background                     = 1

コメントして頂いたように、「Fallback foreground= 0 をコメントアウト」しても直るようです。ありがとうございます。
スキン・イニシャルをいじった事のない人のために、修正方法を解説しておきます。作業は Opera 終了後に行って下さい。

  • Opera のスキンは ZIP 形式で圧縮されています。使っているスキンは個人のプロファイルディレクトリの \skin 以下に納められています。
  • 何らかの解凍アプリで一旦別ディレクトリに展開し、skin.ini というファイルを開き、希望の修正を加えて上書き保存します。
  • 展開されたフォルダ(ディレクトリ)内の全ファイルを選択し、何らかのアーカイブ・アプリで ZIP 形式に圧縮します。ファイルの名称は自分で分かる名前にしておきます。
    • ありがちな誤りに、展開したフォルダごと圧縮してしまうケースがあります。必ずフォルダ内の全ファイルを選択して一つの ZIP ファイルに圧縮します。
  • 出来上がったスキンを元の \skin 以下に置き、Opera を起動しそのスキンを使うよう指定します。

*1:カスケード表示で使っている際に出る余白。