Silverlight

MyOpera shoutbox

旧呼称 WPF/E (Windows Presentation Foundation/Everywhere) が Silverlight として Beta 1 の公開となった訳だが、どうせ Opera では動かないしと無関心だった。ダニエルが将来に含みを持たせたエントリを上げていたので、気になってチャンネル 9 を見に行った。
Scott Guthrie: Silverlight and the Cross-Platform CLR
スコット・ガスリーこそ世間の批判の矢面に立っている人物だろう。Sliverlight はクロス・プラットフォーム、クロス・ブラウザを標榜しているが、確かに冒頭で Opera にも取り組んでいると言っているように聞き取れた。
それでは Linux はどうなのか、我慢して先まで眺めていると、こんな発言があった。デスクトップは WindowsMac でシェア 98% を占めている。それら二つで動くとは素晴らしいではないか。いかにもアメリカ人らしい発想。その後で、将来性のある携帯端末となる。ここで考えられている携帯端末とはまず第一に Windows Mobile であろう。さてその先に彼らが電話機に組み込まれる Linux に対応せざるを得なくなった時、デスクトップ Linux への対応も関心事になるのであろうか。将来を見越してデスクトップへの対応が先になるのかも知れない。
いずれにせよ、彼らの考えるクロス・プラットフォームとは、WindowsMac の間の「クロス」だと考えて良いだろう。また、98% への対応で素晴らしいという発言からして、残り 2% に含まれる Opera への対応は、それほど高い優先順位で試みられてはいない、そう考えるのが妥当であろう。