Opera ポータルをパネルへ
前項の続編。
ここまで分かると、このページを Opera のパネルへ入れたくなるのが心情というもの。面倒な ECMAScript を用いずとも、Opera ではウェブもローカルファイルもパネルへ入れるのはチェック一つだからだ。
ここで言っている「このページ」というのは、通常表示の Opera ポータルではない。スモール・スクリーン表示させた Opera ポータルだ。そうでなければ、パネルに入れても窓が小さくて見難いだけだ。
さて残念な事に、最近の Opera には退行がある。パネルに入れた HTML を表示するモードの切り替えがひどく厄介になってしまったのだ。以前は GUI からサッサと出来たのだが、現行 9.2 では少しばかり手間がかかる*1。
パネルに表示させた HTML の表示モードを切り替えるには、opera6.adr を開き当該アドレスの項目を見つけ、書かれている幾つかの項目の末尾に、SMALL SCREEN=YES という一行を付加する。パネルに表示する bookamrk には IN PANEL=YES と PANEL_POS=〜という行も含まれているだろう。
上記は私のごちゃごちゃ設定ゆえに生じている個人的不具合です。私の所で行方不明になっている View ボタンがあれば、9.2 でも GUI から安全に表示変更が可能だとコメントいただきました。
- いわゆるニックネームを付けられている bookmark には、SHORT NAME=〜という行もあるだろう。
- しかし内部ファイル的には、ニックネームではなくショートネームだったというのはあんまりだなあ。
同様にして Twitter も SSR 表示でパネルに入れた絵もオマケで付けておく。
- twitter も handheld で表示させると、デスクトップでは出てこない m.twitter.com へのリンクが表示される。
- どうせなら普段からこっちにしておきたい程すっきりしている m.twitter なので、パネルへも m. の方を放り込んでおく。(切り替えは bookmark のアドレス冒頭に m. を書き加えるだけ。これごときで再起動を要求しようものなら Opera なんて使わない。)
- MDI Opera で小さな窓に表示させた m.twitter が twippera より優れている所。名前が Bold で色が付いている。更新時間もさりげなく入っている。
解決篇
Hideto さんにコメントしてもらって、そういやパネルのボタンを上から左へ移し変えた時以来、View ボタンが消えたなあと思い出した。とりあえず ~/.opera *2 にある方の toolbar.ini を除けておいて Opera を起動し初期値の動きを見る。ちゃんと View ボタンが出る。これがないと不便だ。初期値の動作を見ると、ウェブ/ローカル問わず HTML をパネルに表示させている時だけ特別なバーが出ているのに気付く。
ざっと調べてみると、[Web Panel Toolbar.content] という設定項目があって、この内容が履歴や連絡先等では出ずにウェブ等から入れたページでだけ出る仕組みのようだ。~/.opera の toolbar.ini 内を探すと、この項目内が空だ。ボタンの位置を動かした時に消してしまったのだろう。仕方ないので本体からコピペしておく。
さてこれで OK と思って起動させても、ボタンが出てこない。そのツールバーを非表示設定にしてしまったらしい。
そういう時は、Appearance - Toolbar - Show hidden toolbars while customizing にチェックを入れれば出てくる。案の定、そのツールバー表示設定は None になっていた。これを Top に変えて本日終了。
