opera6.ini

もう Opera 9.50 が出る年になっているのに、opera6.ini だなんてひどいもんだ。せめて opera9.ini にしてくれても良いだろうというのは、お約束の突っ込みでして*1。
現行の Opera 9.2x (Merlin) と試験運行中の Opera 9.50 (Kestrel) 双方の opera6.ini をじっくり見比べると、楽しいことがいろいろ分かってくる。
Merlin にはないのに Kestrel にある項目のうちから興味深い項目を真面目に解説するのはいろいろと問題が出そうなので止めておき、数多さんにお任せしておきます。
一目瞭然の Opera Sync 関係や、チェンジログで言及された Left-handed/RTL Flips UI、MathML CSS File や Scroll Is Pan 等の他でここで取り上げのは、SSR Max Width だけにしておきます。
この項目は Max width in SSR/CSSR, effectively the column width でデフォルトは 240（単位は恐らく px）となっています。ただし現行の weekly で上手く動作するかは別問題です。
Colors に新設された Selected 関係も tweak し動作を確認してみるには楽しいでしょう。

*1:私も当時の状況は知りませんが、Opera 6 デビューに際して一新された設定ファイルの形式だから opera6.ini と名付けられたのでしょう。cf. http://jp.opera.com/docs/changelogs/linux/600tp3/ [ここには opera5.ini と言及されているので、beta になる頃、6 に名称変更された模様]すると基本的形式は今に至るまで変わっていないという証拠でもあります。更に言えば Cache Directory4 何てどう考えても Opera 4 の時に名付けられたからなのでしょうね。