IME 関連のバグ

RC の出る前から分かっていたのですが、開発サイクルとの関係で 10.10 に修正が間に合わなかった IME 関係のバグのうち、1 つを紹介して一応の対処法を書いてみます。これは Windows 上で確認してあるものです。

  1. 新規タブを開いて g+SPACE を打った後、IME をオンにして入力し検索をさせます。
  2. どこかの入力欄にフォーカスを置き、IME をオフにします。
  3. 検索結果タブを Ctrl+W で閉じます。
  4. Ctrl+T で新規タブを開きます。

オフにしてあるはずの IME がオンになってしまいます。
とりあえずの回避法

  1. IME を手動でオフにしてアルファベットだけで検索を行います。
  2. これで次回新規タブを開いても IME が勝手にオンにはなりません。

これをしないと Opera を一旦閉じるまで新規タブを開くたびに IME がオンになってしまいます。以前報告があって修正した Opera 起動時に IME がオンになるというバグを修正した前後に紛れ込んだリグレッションのようです。Opera 10 では IME をオンにしてあってもキーボードショートカットを使いたいという要望にこたえて IME の切り替えを導入したのですが*1、それに関連して幾つかのリグレッションが生じています。
10.01 の段階では相当にいただけないバグが残っていましたが、10.10 ではそのうちの幾つかの修正が盛り込まれています。しかし上記を始め幾つかの問題が未だあろうかと思います。

*1:たとえば上記 2 では入力欄にフォーカスが当たっていないと IME の切り替え自体が行えません。