赤い O

Chrome のように初期状態でメニューが表示されない Opera 10.50 で、従来のようにメニューを表示したい場合は「赤い O」をクリックして出てくるメニューの中にチェックを入れる項目がある。
ところがどうも幾つかの(恐らくはメニューをカスタムしてある) 10.10 から 10.50 beta に上書きすると「赤い O」が表示されないらしい。そもそも「赤い O」という表現自体に問題がある。
赤い O
このように赤い背景に上の切れたシルバーの O ボタンが、タブの左端に表示されているはずである。これはインストール前の 10.10 系でもメニューを表示させるボタンとして同じ位置にあったのだが、表示されないとしたらそれをインストール前に消してしまっていたのだろうか。
Old O
そうなると「赤い O」は 10.50 beta でも出ていないのかも知れない。
さて戻し方だが、以下の絵のようにタブのコンテキストメニュー>カスタマイズ>外観の設定を開いた上で、タブの左端の何も表示されていない辺りをクリックしてやると、絵で示したように黄色い色で囲まれた枠が出てくる。その状態でダイアログ右下の標準に戻すを押してやると、めでたく赤くはない「赤い O」が表示されるであろう。
O の戻し方
このボタンを押すことによって従来のメニューがドロップダウンしてくる。その中に、従来のようにメニューを一行分の場所を取って常時表示させる項目があるはずだ。
上記は標準の skin でやってみたものだが、skin を変えてあると色や形、大きさに違いがあるだろう*1
[土曜日/追記]
当然ですが、メニューを表示させれば「赤い O」は表示されません。

*1:画像の上にマウスをかざすと透過するのは CSS のテストのために opacity と transition-duration を書いてあるためです。