Opera 10.51 auto-update 注意点

[3/25 追記]
この問題は修正されました。Firefox をデフォルトブラウザに一旦設定し、Opera 10.10 から 10.51 へオートアップデートしても、デフォルトブラウザやファイルの関連付けが変わることはありません。
Opera 10.51 Final がめでたく公開となった。従来のバージョンを使っている方は Auto-update によって 10.51 へ更新が可能となる。

  • 10.50 に Auto-update がなかったのは、公式に言うと EU 圏内でのブラウザ選択画面からのダウンロードを優先するためであった。
  • 10.50 には日本語フォントの扱いに問題があったので、あえてその方針に異議は唱えなかった。

しかし今回の auto-update にはちょっとした手違いがあって、他のブラウザをデフォルトにしてある場合、インストーラopera.com から手動でダウンロードして更新すれば問題ないが、auto-update を利用するとダイアロク無しに 10.51 が HTML ドキュメント、http と https ファイルのデフォルトハンドラーになってしまう。

  • インストーラを利用した場合でも、Opera をデフォルトブラウザにするに初期設定でチェックが入っているので、画面を良く見ないで OK を連打しないこと。その場合は以下に書いてある方法で元に戻していただきたい。

これは auto-update の明らかな手違いなので、現在ファイルを書き換えるよう手配中である。
既に auto-update をした結果、意に反して Opera がデフォルトブラウザになってしまった方にはお詫びします。以下、修正方法。
Ctrl+F12 を押して設定画面を出し、詳細設定>プログラムのタブを開く。画面右下寄りの "詳細設定" ボタンを押す。
Preferences
開いたダイアログを見ると、HTML、http と https 等にチェックが入っている。
Default handler
お好みに応じてチェックを外していただきたい。その上で、従来デフォルトに設定していたブラウザを立ち上げ、ファイルの関連付け、もしくはデフォルトブラウザにするのチェックを入れて欲しい。
もちろんわれわれとしては、Opera をデフォルトブラウザとして使っていただきたいが、あくまでそれはユーザの選択によってそうしてもらいたいと考えている。
今しばらくして auto-update のファイルが修正されれば、こうした面倒なことは不要となるはずである。ご迷惑を重ねてお詫びいたします。
[追記]
報告を上げたところパッケージングのやり直しがされ、内部でのチェックが最優先にて完了しました。間もなくファイルの置き換えがされるはずです。ご迷惑を最少にすべく全力で動いていますので、お許しください。