nVIDIA driver on Linux

これまでは generic な(標準搭載の)ディスプレー・ドライバを使っていました。というか nVIDIA の場合、Linux ではたいていそうなります。例外は KNOPPIX。以下、個人的覚え書き。
とりあえず最新のドライバを nVIDIA のサイトから取って来る。build 4496 があった。rpm は用意されていない。わたくしのような人は起動時に X が立ち上がっていると思うので、/etc/inittab を編集。# default runlevel を id:3:initdefault に id:5 から書き換える。これをしないと X が立ち上がってしまってドライバが入らない。
再起動したら、ドライバを落したディレクトリに移動して次のようにスクリプトを起動。
# sh NVIDIA-Linux-x86-1.0-4496-pkg2.run
後はお委せ。最後に XF86Config を README を参考に編集せよ、というメッセージが出る。
/usr/share/doc/NVIDIA_GLX-1.0/README を開いて長い説明を読む。/var/log/XFree86.0.log を見ろとあるので開く。わたくしの環境では XF86Config-4 ではなく XF86Config の方を使っていると確認。
/etc/X11/XF86Config を開いて "Device" 欄にあった "nv" を "nvidia" に書き換え。"Module" 欄に Load "glx" がなければ追加(わたくしのところでは、あった)。同項目にLoad "dri" と Load "GLcore" があれば削除。
inittab を書き戻して run level を 5 にしておき、起動時に X が立ち上がるようにしておく。これで X 起動時に nVIDIA のロゴが一瞬表示される(設定で消せる)。
結果。GL と書かれたスクリーンセーバーの動きが段違い。Tux Racer も遊べるレベルになった。