Opera 2nd Quarterly Presentations

Opera - Finance に 2005 2nd Quarterly Presentations が公開された。Webcast による動画は Windows に戻ってから観ることとして、Linux では PDF を眺めてみる。
Desktop からの収益がついに全体の 17% にまで減り、携帯端末の割合が増しているのがまず目に付く。今年前半だけで 700 万台近くの Opera 搭載端末がエンドユーザの元へ届けられたそうだ。Desktop に関しては 2006 年度に新しいビジネスモデルを提唱し収益を上げるとしている。

webcast を見終わっての感想。全体としては、史上最高の利益を挙げたクオーターになった訳だ。気になる点は二つ。
Opera signed an agreement with a global player in the home media market. Mass market products are scheduled to be launched early 2006 というのは、さて何なのでしょうね。SONYPlayStation には Access が載ってるから、Nintendo なんだろうか。もう一つは、デスクトップ分野で無料の競合製品の参入により落ち込み「失望」という表現をしていたライセンス収入を、どのようにして回復させるのか。本体は無料配布に踏み切って、メインテナンスやカスタマーサービスで収益を挙げるという現実的選択を迫られているのだろうか。