HIV 対策に Opera も一役

Opera からのプレスリリース Baobab uses Opera in the Fight Against HIV in Malawi によると、東アフリカのマラウイ共和国で活動する医療チームが構築する Linux システムに、Opera が採用されるとの事。
Baobab Health Partnership は 2001 年に結成された深刻化する当地での HIV 感染に主として取り組む医療集団である。Opera は今後も開発途上国をこうした取り組みを通じて支援してゆくと、ホーコン・リー CTO は述べている。
My Opera コミュ Opera and Baobab fight against HIV のコメントから、実際に動いているシステムの様子が見れる。

• http://www.baobabhealth.org/tag/vct-videos
• Opera が使われるのは Baobab Linux という試験中のシステムのようだ。
• Baobab Linux は Flash ディスク上で動く Midori Linux を元にした特別版で、一般に組み込み系とされるもの。

In collaboration with the developers at Opera Software, we determined that Opera version 9 for Linux would match our requirements of being standards compliant, fast, and memory efficient.

上記引用箇所には、Windows 98 Lite との比較も載っている。
使われている iOpener 端末の写真と規格。そこでの CPU は 180Mhz だが、Baobab の使っているのは 266Mhz らしい。
http://fastolfe.net/2006/iopener/ こちらにも資料があった。