Fuller Screen アドオン

Daniel Glazman が公開している Firefox 用 media@projection を模倣するアドオン - FullerScreen 2.0

  • 現時点では未だ実験段階で、いろいろと問題がある。Firefox へ貢献したい人は上記リンク先にコメントすると良いだろう。
  • ページ送りには、CSS の page-break-before/after/inside を使わず、というか使えず、独自に META 情報として stepselector が定義された専用ページでしか送れない。
  • media@projection を単なる全画面表示と誤解させてしまわなければ良いと、心配してしまう。
  • このアドオンのための *1 専用テストページ
  • 土曜日に公開した page-break- を使ったページには*2上記 META 情報は書かれていないし、このアドオンのためだけに追記する予定はない。よって projection mode で非表示にする指示は反映され、冒頭の OperaShow Demo の文字だけが意図通りに表示されるものの、ページ送りは不可能。
  • 通常に media@projection の CSS が書かれているページを、このアドオンを入れた Firefox で F11 を押しても、専用ページで出る This document is a slideshow. Do you want to switch to slideshow mode? という警告/選択画面は出てこないようだ。
  • したがって現時点では、このアドオンによって従来からある Gecko 系に最適化された JavaScript を用いたプレゼンテーション用スライドからスクリプトを除去する事は不可能である。今後に期待したい。
<meta name="slideselector" content=".slide" />

上掲のような行があると、警告/選択画面が出る。

*1:-moz-border-radius-* が使われていることからも専用だと分かる。

*2:というか、別に media@projection な CSS をそこに追記したのは今に始まった事ではなく、はてなへ日記を移行させた数年前から当該ページではその CSS を使っていた。ちなみに画面脇の四角い装飾はフィルムのコマ送り穴を CSS で模したものだ。