Anti-Phishing エンジン

Opera には以前から Phishing 対策の仕組みが備えてある。最近リリースされた 9.5 Beta 2 からアンチ・フィッシング機能自体がデフォルトでオンになっているのはアナウンスで目にしているだろうが、 フィッシング検知エンジン自体にも変更があったのを気付いているだろうか。
同じサイトでも 9.2x ではフィッシング警告が出るのに、9.5 Beta 2 では出ない例が幾つかある。これは検知エンジンというか、sitecheck.opera.com が使うデータベースに変更があったためだ。
9.2 では PhishTank と GeoTrust の組み合わせだったが、9.5 Beta 2 からは PhishTank は変わらないものの Netcraft との組み合わせになった。

  • 9.5 のリリースまではもうしばらく間があるだろうから、9.2x を使っていて誤検知に気付かれたら、jp.opera のバグ報告まで教えていただきたい。担当部署へ連絡しデータベースの修正をいたします。
  • 今までのところ、切り替え後の新データベースによる誤検知は見当たらない。これまでは余りにも誤検知が目に付いていたので、切り替えという事態に至ったのだろう。

[10 日、追記]
誤検知の代表例(いずれも 9.2x ではフィッシングと誤判定されるが、9.5 beta 2 では正しく表示される)