Opera on Linux

長らく自分自身を含めて日本の Linux ユーザを落胆させてきた Opera のフォント設定が大分前進した。先のエントリで書いたように、CJK fonts should now look better in the default setup という変更点がその一つである。
デフォルトのフォント選択に新しいアルゴリズムが導入され、大方の環境では手動による再設定を要しなくなる方向へ改善中である。ただし IPA フォントの自動探知には未だ対応していないようだ。この点は weekly が出る前に気付き既に追加要求をしてあるので、もうしばらくお待ち願いたい。
また、これまでフォント名に日本語等を含んでいると、フォント選択画面で名前が文字化けするという何とも情けないバグがあった。
Mangled
新しい weekly ではこれが次のようにマトモになった。
Normal
日本サイドからの要求に応えてくれた Oslo の Linux チームに感謝したい。

なんだよ、やれば出来るじゃないか!

他にもやらなければならないことは山ほどあって、しつこくこれは大事だと言い続けないといけないので大変なのです。クラッシュするバグを差し置いて、欧米には無関係のバグを先に直せとは言えません。いや、言いますけどね。