ロンドン

水曜から土曜まで、祝日を利用してロンドンへ行ってきました。
オスロからヒースローまでは 2 時間弱、運賃は往復で 2 万円ほどです。着陸前に空港が混んでいるというのでロンドン上空を旋回しました。おかげでテムズ川沿いの地図で見覚えのある景色をあれこれ堪能。前日にオンラインチェックインしてエコノミーの最前列、主翼の前の窓際席を取っておいたのが成功しました。
さて無事に着いたロンドンのヒースロー空港。急いでいないので一番割安な地下鉄で行けば大英博物館脇のホテルまで直通のはずだったのですが、何と当日は地下鉄がストライキで全面運休中。仕方なくヒースローコネクトという次善の策でパディントン駅まで行きます。途中の景色はどこからが大都会ロンドンという不安がよぎるほどのんびりしたもの。しかしパディントン駅に降り立つとそこは都会でした。
パディントン駅
ターミナル(終着駅)なのでこんな感じ。
パディントン駅構内
駅近辺の第一印象として思い付いたのは、なぜか大阪のなんば駅みたいだなという不思議なもの。
一旦外に出て地下鉄のパディントン駅。ご覧のように地下鉄の入り口は閉鎖されています。バスにも使えるのでここから脇に入った小売店オイスターカードというプリペードカードを購入。保証金の 3 ポンドの他、20 ポンドだけ入金。3 泊ならこれで十分でしょう。
昔は知りませんが今は短期間でもこのカードがないと話になりません。一々切符を買う手間が省ける上に料金はずっと割安、一日の課金上限もあるので事実上の乗り放題にもなります。
地下鉄はストライキ
それはともかくホテルのチェックインまで時間があるので、とにかく街の中心へバスで向かいます。二階建てバスの上から景色を眺めていると、トラファルガー広場の近くでノルウェーに関係がありそうな建物が目に付いた。かつて大使館が入っていたが今は普通のというか場所柄、高額アパート。
ノルウェーハウス
テムズ川近くで降りて歩いていると妙な石柱。エジプトから贈られたというオベリスクです。
オベリスク
こちらに解説。
説明
そこから更に歩いて国会議事堂、ウエストミンスター寺院まで行くと結構疲れてしまいそろそろホテルへ行きたくなります。
一応それらしい写真。
あれ
こんなのも。
これ
地下鉄が使えないのでどうにかバス路線を見つけ、ようやく宿へ到着。適当に安いところを選んだのですが、大英博物館のお隣で入り口まで徒歩数分でした。
安いだけあってエレベーターは一応付いていますが箱の中から壁が見えます。古い建物に後付けしたエレベーターに多い形式で降りる時は扉を自分で押します。オスロのホテルも同様だったので今回は驚きません。
リフト
部屋から通り越しに見える博物館の特徴的な天井。
天井
ラウンジには『地球の歩き方』など数冊の日本語ガイドブックが置いてあったのはそれらにホテルが載っているからかと想像しています。全くの無計画でロンドンへ着いてしまったのでそれらのガイドブックを広げて明日以降の計画を練ることが出来ました。大変な幸運です。
仕事関係以外での 1 人での観光旅行なんて 10 年以上振りだったので、良い経験になりました。とりあえず元気で帰ってきたいう報告です。