オスロ

ノルウェーに出張してきた時だけ書くようになりつつありますが、はい、今オスロに来ています。今回はちょっと短くて 2 週間の予定。
4 月だというのに夏時間って何という気がしていましたが、来てみれば夜は 8 時過ぎまで明るいし日中は 17-8 度でシャツ一枚でも OK だし。気分はもう夏。日本のゴールデンウィークは吹っ飛びますが、せっかくの出張なので頑張って仕事します。
この時期のスカンジナビアは 3 回目ですが、前回が冬至を挟んだ 3 ヶ月だったので、道に雪がない、日が長い、そんな当たり前のことへの感動が強くなっています。

  • メモ
    • 炭酸入り水 = vann med kullsyre
    • 成田からコペンハーゲンまでの SAS 便。こんなに空席があったのは初めて。ほとんどの席が両脇空いてた。燃料高騰だそうだし打ち切られないか心配なほど。
    • Opera 日本オフィスでの求人が今日から始まりました。コミュニティ・マネージャー 募集のお知らせ 興味のある方は記事中のリンク先をご覧ください。応募書類は英語です。
    • そういえば自分の時も英語の履歴書を出しましたし、英語を母国語にする人との面接がありました。

ファイルを開くアプリケーション

OperaWindows VistaWindows 7 で使っている人限定の情報です。
Opera では閲覧しているページを他のアプリケーションで開くオプションが標準で搭載されています。たとえば今開いているここの何もないところで右クリックをすると、メニューダイアログが開きます。その中に「ファイルを開くアプリケーション」という項目があります。
ここは HTML ですので Opera 以外に HTML を表示出来るアプリケーションがインストールされていればこの項目からその一つを選択し、そのアプリケーションで HTML を開いてやることが出来ます。
これらのアプリケーションは、システム情報から拾われて何もしなくても自動的にメニューに現れるようになっています。他のブラウザでは特別な拡張を追加でインストールしなければ出来ませんが、Opera ではそういった必要はありません。
ここで冒頭の Windows を使っている人に関係する問題があります。
Windows でも XP、MacLinux では自動でメニューに出てくるのに、Chrome という Web ブラウザが Vista と 7 では自動では追加されません。以下に解決方法を紹介します。

  1. Chrome を起動し、オプションで一旦 Chrome を標準ブラウザにします。
  2. Chrome を終了させます。
  3. Opera を起動します。既にコンテキストメニュー(右クリックで出るダイアログ) に Chrome が追加されています。
  4. Opera の 設定 > 詳細設定 > プログラム で、「起動時に Opera が標準ブラウザか確認する」にチェックを入れます。
  5. Opera を終了させます。
  6. Opera を起動します。標準ブラウザにするか聞かれますので、承認します。

この方法の 4-6 は、Opera を標準ブラウザにする最も安全な方法でもあります。

  • 次回 Chrome を起動すると Google Chrome はデフォルトのブラウザとして設定されていません。という帯状の文言が出てきます。「再表示させない」をクリックして完了です。

帰国

日曜の昼にオスロを出て、デンマークコペンハーゲン経由、月曜の午前に成田へ着きました。オスロを出るスカンジナビア航空の機体が着雪落しのために出発が少し遅れました。
5 回目となるコペンハーゲンでの慣れた乗換えですが、運が悪いと出国審査の長い行列に引っかかります。今回は数人しか並んでなくてスムーズにパスポートにハンを押してもらい、ターミナル一番端の成田行き搭乗口へ向かいました。オスロからデンマークはパスポート提示なしで、アジアへ行くコペンハーゲンでスタンプを押してもらいます。
人が少なかったのは既にみんな乗り込んでしまっていたから。せかされるようにして搭乗。隣は大柄で体中刺青が入っている方。離陸後乗務員に空いている席への移動を願い出、エコノミーの最前列へ移動。映画を見るスクリーンが座席の下からアームで出てくる、足元がずっと広い席に初めて座りました。お陰でこれまでで一番快適な旅でした。
これからも空席があったら、目ざとく移動。これが一番です。オスロからコペンハーゲンまでの 50 分の便でも、足元の広い席が空いていたのでこれも移動して快適でした。
今日は帰国して 3 日目ですが、徐々に時差も解消し明日から会社へ出ます。

ノルウェーの正月

東京のオフィスには年末年始のお休みがありますが、ノルウェーに来ているのでオフィスは開いているし、そもそも仕事をしに来ているので大晦日も普通に出社してました。
とは言っても、多くの社員がクリスマスから続けて休みを取っているので、食堂はガラ空きです。多分 10 数人しか居なかったでしょう。
晦日と言ってもルームメイトのポーランド人は国へ帰っていて一人なので、のんびり静かにと思っていたら大間違い。夕方から真下の部屋で大音響の音楽が鳴り響いてました。時々、奇声を発するのも聞こえ、部屋でパーティーでもしているのでしょう。迷惑千万。
あまりの大音響で日本なら 110 番ものですが、何ともしようもなく諦めていると、どこかの誰かが火災報知機を鳴らしたようでものすごい警報音。恐らく抗議の意味でしょう。迷惑なパーティーはそれでも終わらず、寝れそうにありません。まったく生涯最低の大晦日です。
そのうち深夜零時が近づいてくるとあちこちでこれまた大音響と共に花火が打ちあがります。
寝るのは諦めて、年越し 5 分ほど前に、花火を見に外へ出てみることにしました。エレベータが途中の階で止まり、ロスケが 7-8 人乗り込んできました。大迷惑者はこの人たちのようです。
外でタバコを 1 本だけ吸って部屋へ戻ります。アパートの屋上や中庭では、何がうれしいのか花火を振り回しているノルスケが居ます。最悪です。
生涯最低の正月になりました。

ギリシアはおあずけ

乗り換え地点のフランクフルト空港が悪天候のためオスロからの便がキャンセルになり、私の旅行も消えました。
早起きしたので日曜の早朝にはバスが走っておらず、駅までタクシーを使い、空港特急で空港へ行き、チェックインして待っていると少しは事前に心配していた機体も到着し安心したのもつかの間、キャンセルの表示。
免税ビールとタバコを買って帰ってきました。

月曜日・追記

会社へ行ったらみんなからは何で便を変更してもらわなかったのと聞かれましたが、この調子では少なくとも数日は飛ばないでしょうし、仮に飛んでも今度はフランクフルトからアテネへ行けるか不明です。
滅多にないことらしいので来週イギリスへ帰る予定の同僚も毎日ニュースを注視しているそうです。明日、中国へスキポール経由で帰る同僚がいるのですが、オランダは大丈夫なのでしょうか。中国人だけに多分空港の外へは出られないでしょうから、余計気になります。
オランダは大丈夫みたいですね。

来週は休暇

オスロへ来て 70 日経ちました。
仕事の方は何はともあれようやく一段落付き、来週から多くの人がクリスマス休暇に入ります。
私の場合、木曜日が日本の祝日でそれに年末年始のお休みを集めると、来週は有給を使わずとも一週間お休みが取れることになります。
そこで以前から計画して予約を入れておいたギリシアへ行ってきます。オスロからフランクフルト経由でアテネまでの往復航空券が 1 万 7000 円弱で取れたので今回初めてルフトハンザに乗ります。もっともオスロからドイツまでは SAS の機体なのですが。
ホテルも 7 泊朝食付きで 1 万 8000 円。部屋にバスルームが付いてこの値段は、ロンドンやオスロでは有り得ない安さです。この調子で安くておいしい料理が食べられればと期待してます。
パソコンは荷物になるし盗難が怖いので今回も持って行かないと思います。デルフォイやスニオン岬くらいはバスが見つかれば行くかも知れませんが、アテネの町の空気を吸ってくるだけが目的なので特別に何の予定も立てていません。
何事も無ければ 27 日位に報告が出来るでしょう。